「夕べの風が騒ぎ、影が闇の中にまぎれる前に、ミルラの山に登ろう、乳香の丘に私は登ろう」(旧約聖書-『雅歌』4:6)

キリスト生誕のとき、東方の３人の博士が「乳香と没薬と金」を捧げ

古代エジプトでは、日に三回、香が捧げられ、
乳香は日の出とともに太陽神ラーに捧げられていました

古代からさまざまな伝説に登場し愛用されてきた香料、フランキンセンス、乳香。

宝石のように輝き、静かで甘美な香の響きを持つ

オマーンの雨量の少ない地で育つホジャリ
乾燥した地の面影を、煙と香を通してもたらしてくれるように思います

フランキンセンスには様々な種類があります。
その中でも、ホジャリは最高級の品質とされ、現地オマーンでは、食用、薬用、香料として愛用されています。

シトラス調のフルーティさと、未熟な青リンゴのような淡い香り
すこしキリッと、引き締めてくれるペッパーのような香りを含む、バルサミックな香り。

香を焚き、香りに時間を委ねる。

◇使い方◇

香炉、陶器皿などを用意していただき、香炭に火をつけ、火種の上に樹脂を乗せ、煙をくゆらす。
煙が立つと、香りも合わせて醸し出されます

内容量 : 20g ( 香炭付)

サイズ：約8cm×6cm×3.5cm


◇◇◇◇

古代の中東（オマーン、イエメン）では、

古代、神との交流を求め、
神との出会いの前に、まずミルラで身体を、フランキンセンスで魂を浄め、植物に対し敬意を持ち、

聖なる４つの方角、すなわち東西南北に加護をもとめ、

四大元素に敬意を表し、立ち上がる煙に願いを馳せました。
　　　
自身の願い、思い、意思が天へと届くようにと、立ち昇る煙に思いを馳せて。

北米のネイティブインディアンの人々は、スマッジングという儀式を通し、日常的に、植物を焚いてその煙とともに感謝と祈りを込めて燻していました。
儀式というのは、「思い出すことを思い出す」ための方法だと長老は言っています。

◇◇◇◇

忙しい時の中を過ごす方々へ
毎日、命の力を使い切って生きていらっしゃる方々へ
１日の中のほんの束の間でも、いろいろなしがらみ、肩書き、やるべきことは置いておき、
ほっと我に帰り、安堵に身をおくこと。
自分自身を感じる時間が見つけられますようにと願っています。

その支えになってくれるのは、自分を俯瞰して見はじめること、
外側の何か、翻弄されすぎない事

植物の香りを頼りに、スマッジングという日常的な儀式を通して、

日常事に巻き込まれていくだけでなく、
自分の軸という本能的で、全体性を見つめて行くという自然発生的な働きを、活性化し、感じやすいようにと導いてくれると信じています
松果体の活性化。