スペイン語で「聖なる樹」を意味するパロサント。

ウッディーで甘さの中に軽やかなキリッとした香りが重なり、空間に晴れやかな気分をもたらします。

ひとときのリフレッシュに、ヨガ、瞑想の前後などの気分転換に、
軽やかな香りが吹きぬけ、神聖さと、新鮮な気持ちの維持を助けてくれます。

インカ帝国の時代からシャーマンたちがヒーリングや清めの儀式に用いていたとされ、800年以上の歴史があり、自然の恩恵を受けて育ったパロサントは、自然界＝精霊たちとの結びつきも深いものがあります。

パロサントは、自然に枯れゆく木から作られています。

自然に倒れた原木を使い、香り成分を数年かけて育てていく。
この自然の分解の過程で、木は圧縮され、油を分泌し、薬効と芳香特性を獲得します。
自然に倒れたパロサントは、その香り成分を生成するために、森の中でじっと横たわり陽の光や雨の恵みを受け取り、腐敗することなく年月を過ごす。
森の中で四大元素（火・水・風・土）に守られ共にある。
私たちはパロサントを通し、木が育む四大元素、自然界の恩恵と触れ合う。

火をつけて燻らすだけでなく、身近に置いておくだけで幸せを呼ぶと伝えられるパロサント。　
お守りとして持ち歩いたり、パロサント自体に香りがありますので、火をつけずとも香ります。

※こちらパロサント の生産者は、正規の認定農家と契約し、持続可能な方法で収穫し永続的に自然体系が変わらないように、植林など環境保全に務めています。
また、フェアなトレードを大切にし、公正な契約、労働条件のもと、生産されています。

長さ約１０センチ
５本セット

ご使用方法
パロサントの木片にライターなどでしばらく点火し、火をつけ煙を楽しむ。火種が消えたか、きちんと確認をしてください。自然に消えない場合は、火種をけずったり、こっすったり、消してくださいね。

浄化したい場所に煙が行きわたるようにして、煙をくゆらせた後、その空間がクリアになったと思われたら完了です。



◇◇古来人は、植物の香りを頼りに、神、天へと祈りの儀式を捧げていた◇◇


北米のネイティブインディアンの人々は、スマッジングという儀式を通し、日常的に、植物を焚いてその煙とともに感謝と祈りを込めて燻していました。
儀式というのは、「思い出すことを思い出す」ための方法だと長老は言い、Niki自身もその思いに深く共鳴しています
（この言葉の奥には、自己の認識を超えた魂の記憶、遺伝子に残っている祖先や前世などに自分自身に深くつながることと、認識しています）

Nikiの願いでは、現代のひとびとも、忙しい時の中におられると思いますが、１日の少しの間でも、自身に立ち返り、自分を見つめ、本来の自分をに気付いて、感じて、自分のままで生きてほしいと心より、願っているのです。

その支えになってくれる、自分を俯瞰して見はじめること、植物の香りを頼りに、スマッジングという日常的な儀式を通して、本能的な部分の活性化に導いてくれると信じています

古代の中東（オマーン、イエメン）では、古代、神との交流を求め、神との出会いの前に、まずミルラで身体を、フランキンセンスで魂を浄め、植物に対し敬意を持ち、聖なる４つの方角、すなわち東西南北に加護をもとめ、四大元素に敬意を表し、立ち上がる煙に願いを馳せました。　　　
自身の願い、思い、意思が天へと届くようにと、立ち昇る煙に思いを馳せて。